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銀行のカードローンは事業資金用のキャッシングOKですか

40代の個人事業主です。個人で借りている銀行のカードローンについてお伺いしたいことがあります。今、事業の方は順調に運んでいるのですが、もしも急な事業資金が必要になった場合、この個人用カードローンで借り入れをすることは問題ないでしょうか。帳簿上の借入金として計上することになるとも思うのですが、個人名義なので銀行からの借り入れではなく、私個人からの借り入れとして計上してもいいものかも教えていただけるでしょうか。
(⇒個人事業主に必要な融資の知識

個人用カードローンは事業性目的の利用はできません

ローン商品にもよるので、一般的な個人向けカードローンについてお話をしますが、利用目的が自由となっている個人向けのカードローンで唯一対象外となっているのが「事業性の目的」なんです。なので、事業での利用を目的にしたキャッシングはできないことになります。

利用できない目的なので、銀行からの借入金として帳簿に計上することもできませんよね。ビジネスローンのような事業目的OKのローンであれば、借入金計上もできますが…。

個人向け融資において、個人事業主と会社役員が厳しい目で審査をされるのは、このような事業での利用を危惧されていることが大きな要因です。今はパートやアルバイトの方よりも借り難いご時世と言ってもいいくらいなんですよ。営業から何年以上などの条件が付いていたり、給与所得の方は不要とされている収入証明の提出を求められたり、ローンによっては申し込みの対象外ですらあることも。それだけ個人事業や会社経営の方には不安定要素があるという事なんですね。

もし、事業の拡大を目的に運転資金が必要になるようであれば、最近はビジネスローンというものも多く出回っているので、そちらも検討されてはいかがでしょうか。順調な営業をされているとの事なので、必要な時に借りれるビジネスローンを組んでおくことも経営策のひとつではないでしょうか。

銀行で事業資金が借りられない場合にキャッシングを利用する

会社や個人事業として経営をしている場合、何かとお金が必要となり、事業への投資に先行して大きな事業資金が必要となることがあります。

小規模な事業者が事業資金として銀行から資金を借り入れる場合に、自治体による保証で事業資金を借りることが多いです。これは、事業所所在の自治体と信用保証協会とが、指定金融機関の三者協調で融資を行う制度です。ただ、この借入は、信用保証協会において保証審査があります。すでに、他行での借り入れ残高が多い場合などはここでの融資が受けられません。とくに、運転資金などの場合の融資となると難しいでしょう。
(⇒お金が必要な事業者の共とは

しかし、仕入れが伴う小売業や人件費材料費などが先行して負担が大きい建築関係の事業者の場合、つなぎ資金が必要となります。そのような場合には、消費者金融やクレジット会社によるキャッシングを上手く利用することが良いでしょう。

キャッシングの場合、最大500万円までの融資が受けられ、貸金業者の審査により融資が受けられます。審査と言っても、銀行に比べて非常に簡単な審査で、スピード申し込みと即日融資が可能で、審査が通過すれば、指定の口座に入金してくれます。消費者金融は、金利が高く取り立てが厳しいというイメージが大きいのですが、金利は確かに銀行に比べて高いのですが、保証人不要・無担保貸し出しのためこれについては仕方がありません。

また、取り立てが厳しいという点においては、返済がしっかりとされていれば、何の問題もありません。銀行借り入れにおいても返済が滞ればある程度返済は厳しく求められます。多くの消費尾者金融及びクレジット会社は銀行グループとして経営が行われているため、安心して借り入れが出来るでしょう。
(⇒安心して借りられる業者は多い?少ない?

1か月程度の短期借り入れが目的として、キャッシングを利用するのであれば、金利負担が少なく、30日間金利が付かないなどのサービスを行う金融業者もあり上手く利用することで経営も順調に行くでしょう。

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