消費者金融などでお金を借りるキャッシングローンは審査が甘いってよく言われていますよね。「お金を借りる」ということ自体は変わらないのに、住宅ローンや自動車ローンと比べると審査が甘いのはなぜなのでしょうか？確かに住宅ローンは貸すお金が大きいので審査が厳しくなるというのはなんとなくわかりますが、キャッシングローンはなぜあんなに簡単に借りることが出来るのか疑問です。

何か特殊な理由などがあるのでしょうか？

住宅ローンなどに比べると貸すリスクが少ないのはあるでしょう

特殊な理由というのはないかと思います。やはり、質問者様もお考えの通り、住宅ローンに比べるとキャッシングローンは貸し出すお金が少額なため、貸す側もリスクが少ないのがあげられます。最大で３００万円～８００万円を貸し出すことになりますが、そこまでの金額を借りる人というのは少ないですし、そこまで貸せるということはその人がそれだけの金額を借りても返済できるのだろうと判断してのことですから、回収できるということなのでしょうね。
（⇒たくさんのお金を借りようとするほど審査は難しい）

対して住宅ローンは２０００万円～３０００万円といった、一生をかけて返済していかないといけないくらいの大きな金額になります。これが返済できなくなったとなると損失はかなり大きいですから、より慎重に審査をする必要があります。金利も低めに設定している分貸し出す相手もきちんと見極めなければいけないため審査にも時間がかかることが多いですよね。

また、住宅ローンに比べてキャッシングローンは金利が高いです。比較すると非常に高いといっていいでしょう。４～５倍程度の金利になるため、少額でも利息で利益を上げることが出来ます。しかも少額であれば殆ど踏み倒されることはありませんので、少しでも貸すほうがお得になっていくと考えることも出来ますね。住宅ローンは長期的に返済してもらって少しずつ利益を得ていくような形だとすれば、キャッシングローンは短期間で大きめの利益を得ることが出来るといってもいいかもしれません。なのであまり厳しくするのではなく、少しでもお金を貸して利益を上げるのはビジネスとして正しいように思えます。

最近はより身近になったキャッシングやローン。あまり簡単にお金が借りることが出来るというのも難しいところではありますが、急な出費で困った時などの助けになりますからある程度簡単な審査でお金が借りられるっていうのはありがたい話ではありますよね。