前々から疑問があるんですが、借金をするときに失業保険を利用しながら借入をしている人というのがいるというのを聞いたことがあります。もともと昔から利用していて、それが退職をして再就職をするまでの間にも利用していたようなんですが、失業保険を使いながらも借りていたみたいなんです。
失業保険を利用しながら借りるっておかしいことではないのかもしれませんが、失業保険はどういう扱いになるんでしょうか。給料と同じように考えて、そこで返済可能性を見られたりするものなのでしょうか?(参考ページはこちら→融資にて有効な収入と職業とは)
これは業界内でのルールとして考えられていることで、正しいとか正しくないとかそういうものではありませんが、原則として失業保険というのは消費者金融及び銀行系カードローンなどのキャッシングでは、収入としては認めていないようです。ですので失業保険で年間200万円ほど給付して貰える人がいるとしても、そのお金は収入としては認めてもらえないで無職扱いになるということです。
そもそも失業保険というのは性質として二つの特徴があります。一つは長くても1年程度で給付が終わってしまうということです。給付がいつまでも続くような性質のものであれば、また話は変わっていたと思うのですが基本的には1年程度までのものです。それ以降は他の収入手段を見つけないとやっていけないわけですから、恒常的にお金を稼げるものではないと思われています。
もう一つが金額についてです。金額は今までもらっていた給料の7割や6割程度までしか給付されません。となると生活することができないくらいの金額しかもらえないと言う人もいるわけで、そういう場合には返済可能性がないというように思われてしまいます。生活するのにぎりぎりの金額では借入をしたいという気持ちはわかりますが、返済されない可能性が高いということです。(参考ページはこちら→返済の見込みが無いと融資は受けられません)
ですので基本的には失業保険をもらっている時には収入としてみなされないので、借入を新たに始めようとする人は厳しいと思ったほうがいいでしょう。もちろん失業保険を貰う前にキャッシングの審査に通っていて、そのキャッシングを使い続けているだけという人であれば、特に問題はないでしょう。質問者の方がおっしゃっている人はまさにそれまでに審査に通っている人、ということになります。
(⇒結局融資審査で大事な事って何?)
基本的な失業保険をもらっている時には収入としてみなされないという原則を知っていれば、それまでに申し込みをしておいたほうがいいということがわかるでしょう。失業保険がもらえるからいいやと思わず、いざというときのために先に申し込みをしておいた方が楽だと思います。
会社と言うのは、雇用保険と呼ばれる保険に加入する義務が有ります。この義務は、会社を作って1人でも従業員を雇用する事で義務が起きるもので、雇用保険と労災保険の二つを合わせて労働保険と呼んでいます。
この雇用保険と言うのは、従業員が自らの意思で会社を離職したり、会社からのリストラなどで離職をした場合、そして会社が倒産して離職の状態になった時など、失業中に失業保険を受給できるようにするための保険であり、公共職業安定所での手続きを行う事で失業保険の給付金を受け取ることが可能になるのです。
尚、失業保険を受給する条件には、仕事探しをきちんと行い、認定日の時にはどのような活動をしたのかを知らせる事が必要となります。また、失業保険を受け取っている間に仕事をした場合は、それを自己申告をしなければなりません。自己申告する事で給付金は少なくなりますが、申告せずに受給を行うのは法律違反となり、罰せられることになるのです。
所で、キャッシングを利用する場合の条件には年齢の制限や収入における条件が在るのが特徴です。
年齢においては成人している事でキャッシングの申し込みが可能になり、大半の金融機関や金融業者では満20歳以上としています。また、満20歳以上で学生の人でもアルバイトなどをして収入を得ている事でキャッシングの利用が出来るようになっているケースが多いのです。そのため、年齢の条件を満たしていて、安定収入が有り、且つ、それが継続している事で審査を受けてキャッシングの利用が出来るようになるのです。
失業保険を受給している間も、安定収入が有ればキャッシングの申し込みは可能ですが、安定収入が見込めると言うのは、どこかの会社に就職をしていることになりますので、この場合は受給を受ける事が出来なくなるのです。職業安定所では就職を支援する目的で保険給付を行っており、仕事が決まり定職に就いた時点で保険の支払いは終了することになるのです。
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