あまり普通は見ることがないかともしれませんが、キャッシングには年齢制限というのがあります。年齢制限はだいたいの業者で20歳から始まって上限が60歳か65歳位になっているところがほとんどだと思います。一応他にも57歳くらいで止まっているところもあったり、中小の業者であれば75歳まで借りられるところもあります。しかしこういった業者は圧倒的に少数派です。(参考ページはこちら→中小消費者金融ってどんなところ?)
ではどうしてここまで横並びで、少数派のように独自性のある年齢制限というのは少ないのか?ですが、これは日本の雇用環境に関係があるとされています。雇用環境、つまり定年退職があるという点が関係しているのです。定年退職までは雇用がほとんど保証されているので、その間は借り入れをしても返済できるとみなされていますがそれ以降は返済するだけの稼ぎが期待できません。
この定年退職とキャッシングの年齢制限は大きく関係しているのです。昔は定年退職も55歳くらいと今よりも若かったのです。それから年金をもらいながら暮らすというようなパターンだったのですが今は更に60歳まで定年が延長されています。そこからさらに65歳までは努力して雇用してほしいというようなことも法律で定められています。
この定年退職の年齢が60歳か65歳ということがキャッシングの年齢制限が60歳や65歳ということと関係しているというわけです。60歳ということは定年延長前までしか貸出できないということであり、65歳の場合は定年延長をしたあとも雇用されているなら貸し出しできる、ということです。最近は大手を中心に65歳のほうが増えているようですけれども。(参考ページはこちら→大手金融業者の条件は良好?)
ちなみに57歳などと早い段階で年齢制限を設けている業者というのは、役職定年の方に合わせていると考えられています。役職がそれ以上上がらない、もしくは部長などの役職を解任されて顧問などになるという時に、収入が頭打ちか落ちることになります。それに合わせて年齢制限が設けられているというわけです。
こういった年齢制限が横並びなのはもう仕方ないことであり、定年というものが日本にあるかぎりは今後もキャッシングの年齢制限は横並びになったままではないかと思われています。もちろん海外のように定年がなくなるのであれば、もっと違った運用になるかもしれませんが、今のところはキャッシングの年齢制限は変わりそうにありません。
横並びではないところは少数派で、かつ中小の業者も多いので使いにくいかとは思います。でも定年後にも借り入れをしたいという人の強い味方なので相談してみてもいいかもしれません。
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