私には基本的に関係ないことですけれども、年齢制限無しキャッシングというのが増えてきているみたいですね。年齢制限無しキャッシングを利用していると言う人もちらほら掲示板に見かけるようになって、定年退職をした人でも借りられたというように嬉しそうに書き込んでいるのを見たことがありました。
年齢制限無しキャッシングなんて大丈夫なのかなと思いますが、仮に90歳や100歳くらいの人が借入をしたいと言ってきた場合というのはどういうふうに対処するんでしょうか。借入を認めるのかそれとも一応は年齢が高い人はダメというように断るのかどちらなんでしょうか。
(⇒融資の審査基準はどれだけ寛容?)
年齢制限無しキャッシングと言われて書き込みがされているものはおそらくですが単純に制限されている年齢が高いだけではないかと思われます。つまり、普通の消費者金融やカードローンでは申し込みをしても厳しい年齢というのがありますが、その年齢でも借入をすることは可能な業者というのもあります。そういった業者を使っているだけであって、年齢制限無しというのはありえないでしょう。
もしそういうキャッシングがあるとしたら、それこそ100歳くらいの人にも貸出をしますし、10歳の少年にも貸出をすることになります。さすがにこのようなことはできませんし、未成年の子どもに貸出をしてもそれは契約として認められないでしょう。ですからまず年齢制限無しというのはありえないのです。使われているのは制限幅がひろいもので中小業者などにたくさん見られます。
最近だと借り入れをする年齢制限の幅が広がっていて、中には80歳程度までなら借入をすることが出来るという業者もいたりします。そういう場合は年金を原資にして返済をしていくことになりますが、当然健康面や子どもはどう考えているのかなどについても、聞かれたりするようです。そこで条件さえ合えば80歳近い人でも借りられるようです。中には90歳でも元気な人もいますから、借りられる人もいるでしょう。
(⇒収入や仕事がある限り融資は受けられる?)
100歳とまでなると少し厳しいとは思いますが、土地を持っているとか生命保険に入っている、子どもが保証人になっているというような条件があれば、消費者金融側も断ることはないと思います。重要な事は返済されるかどうかですから、返済されるのであれば貸出をしますし、返済されないのであれば貸出をしません。
もしかすると今後は超高齢化社会になると言われていますし、年齢制限もどんどん引き上げられて、100歳を超えても個人でキャッシング出来る時代がやってくるかもしれませんね。
お金を貸し付けることに関して年齢制限はなく、どのような人に対してもお金を貸し付けても構いません。しかし、実際にはどの金融機関も年齢制限を設けており、厳密に言えば年齢制限無しキャッシングはありません。
下限は20歳、上限は65歳前後としているところがほとんどです。これは下限が成人しているかどうか、上限は会社を退職する年代であるといえます。
まず、下限の成人か否かという点ですが、未成年に貸し付けること自体違法ではありません。しかし、民法5条2項の規定では、未成年者が勝手に行なった法律行為(契約行為など)は取り消すことができるとされています。取り消しは契約時に遡って取り消すことが出来るので、利息は支払わなくてもよいことになりますし、既に未成年者がお金を使ってしまっている場合は、その分も戻ってきません。
つまり、金融機関側にはよいことがありませんので、未成年とは契約は結ばないのが通常です。ただし、親権者の同意を得ている場合はこの限りではなく通常の契約とみなされますし、既に婚姻していたり、自分で商売をしている場合も借り入れは有効となります。いずれにせよ、後々の面倒を考えれば未成年者とはあまり契約を結びたがらないので、仮に申し出があっても丁重にお断りするケースがほとんどです。もちろん15歳以下ですと結婚も商売も出来ませんので、融資をすることはありません。
次に上限ですが、会社の定年退職は60歳から65歳というところがほとんどです。会社に勤めていれば安定した収入があり返済も可能ですが、退職してしまえば退職金こそあれ、その後は年金を受取るか、または年金受取までアルバイトを行うかということになり、現役時に比べて収入は低下します。加えてこれぐらいの年齢になると、病気や死亡などのリスクが高まってきます。もちろん70歳を超えても借りることが出来る金融期間はありますが、その金融機関の数も貸し付け金額も減っていきます。そして80歳以上になると年金担保以外での貸付はなく、信用貸しはまずありません。
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