普段は全然気にしていなかったんですけど、友人との間で某ネット銀行の便利さが話題になったんです。僕は学生時代から地元の銀行にバイト代も振り込まれていたし、それ以前からお年玉なんかも預けていた時期があったので、ネット専業の銀行の話はとても興味深かったです。友人の話ではキャッシングもできるということなんですが、地元の銀行ではなく、ネット銀行からキャッシングするメリットは何でしょうか。勝手なイメージですけど、なんかドライなイメージがあって、キャッシングもしにくいような気がするんですよね…。
（⇒ネットを利用した借入は便利？）
そうですね、確かに有人店舗が身近にないネット専業銀行には、気がつかない方も多いでしょうし、質問者様のようにドライなイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょうね。「Face to face」とでも言いましょうか（笑）。でも、不思議なことに、カードローンやキャッシングの世界では、「来店不要・電話審査なし」などの人と接しない審査・契約方法の方が人気があるんですよ。
ネット専業銀行でキャッシングをする大きなメリットに、この「来店不要」が挙げられます。なんせ有人店舗がないんですから、来店する場所がないんですよね（笑）。申し込みから審査、契約までをネットやモバイル、スマホ、FAXといった通信手段で行なうのが特徴です。さすがにカードをネットで送ることはできないので、そこは郵送になりますが、それ以外は自宅でゆっくりと書類を見ながら申込みができるのがいいですね。
また、申し込みだけではなく、普段の利用もネットキャッシングやモバイルバンキングなどで振り込み融資をしてもらえるのも嬉しいですよ。仕事で忙しくてATMに行く時間がないときでも、雨や雪の日にそのためだけに外出をしなくても、通信手段を使って申し込みをすれば口座に入金してもらえるなんて、ほんの20年前には考えられもしなかったサービスです。
ネット専業だからこそのメリットとして、「15時まで」という銀行独特の制限がない所もあるのは知っておいて損はないでしょう。メンテナンスの一部の時間を除けば、ほぼ24時間振込み融資をしてもらえるのもありがたいですね。通信手段での取引きに特化しているからこそできるサービスではないでしょうか（ただし、他行への振込みには制限がありますから、その点は注意ですが）。あ、もちろん提携ATMも全国各地に設置されていますから、カードで引き出すのもカンタンです！
（⇒金融業者にはそれぞれに必ず良い部分があります）
現在では色々な業界の企業がネット専業銀行を設立していますが、ネット専業銀行の老舗であり、最も有名であるのが楽天銀行です。開業は2001年で設立当時はEバンクという名前でした。
楽天銀行の金利は4.9～14.5％で、メガバンクの金利水準と同等になっており、どんなに少額でも14.5％で借入ができるため、消費者金融の18％と比べるとかなりのお得になります。さらに、銀行カードローンでキャッシングを利用する場合、自行の口座の保有を利用条件にしているところが多い中で、楽天銀行は口座の保有を条件としていないため、誰でも利用できます。
（⇒銀行はどこも基本低金利です）
また、ネット専業銀行というのは他の銀行口座とのやり取りができにくくなっていますが、楽天銀行では他の銀行口座への振込キャッシングに対応しているだけではなく、借入金の返済における他の銀行口座からの引き落としにも対応しています。これができる銀行は、楽天銀行以外には滅多にありません。
なお、キャッシングの利便性という点では、楽天銀行の口座を保有していると、24時間いつの申込に対しても、即時に借入金を口座に振り込んでもらえます。さらに、ネット専業銀行にはコンビニATMの利用手数料の掛かるところが多い中で、楽天銀行は手数料が無料になっています。
そして、毎月の最低返済額は10万円以内で3千円、30万円以内で1万円と、銀行カードローンとしては負担が少なく、返済がしやすくなっています。
ところで、楽天銀行はネット専業銀行だけにすべての手続きがインターネットでできるようになっています。ホームページにあるメンバーズデスクから申込むと、借入・返済とも登録してある口座に入金したり、引き落としたりしてもらえます。また、キャッシングの利用における利用明細や残高の確認もメンバーズデスクでできます。
ちなみに、楽天銀行特有のサービスが新規契約時に楽天スーパーポイントを1,000ポイントもらえることです。さらに、入会月の利用残高によってもポイントが付きます。ポイントは1ポイント1円として「楽天」の買い物やサービスに利用できます。
【参考ページ】
楽天のお得な融資を使うには
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