今度ヨーロッパに一か月ほど出張することが決まりました。言葉の問題もありますが、もう一つ向うでのお金をどうすれば良いのか良く分かりません。そもそも私の会社は海外に拠点が無く私がまず調べに行ってくると言う位置付けで、社内に良く知っている人間がいませんので誰にも聞けません。まず現地の通貨はユーロですが日本円を持って行っていちいち両替で凌がなければならないのかＡＴＭは利用できるのかと言うようなことすら分かりません。

そこでちょっと調べてみたのですが、ソニー銀行の海外キャッシングが便利だと言う話を聞きました。ソニー銀行では海外キャッシングができるらしいので早速口座を作ってそこにお金を入れておけば良いのかと理解しています。ただしこの話はあくまで噂話の域を出ていませんので大変不安です。そこでお聞きしたいのですが、このソニー銀行の海外キャッシングは便利そうに見えるのですが、利用するのに問題が有りますでしょうか。教えて下さい。
（⇒銀行キャッシングの強みについて）

ソニー銀行は米ドル口座も作れますがユーロの場合注意が必要です

海外で問題なのは日本円をどうやって現地通貨にするのかということですが、以前は日本円を持って行って現地で両替と言う方法が殆どでした。しかし最近ではお買い物などはクレジットカードで済ませればよいですし、現金の調達も色々な方法が用意されていて、このソニー銀行の海外キャッシングもその一つの方法です。ソニー銀行の海外キャッシングを利用すれば、海外でＡＴＭから現地通貨を引き出すことが出来、大変便利で利用者も多いようです。（参考ページはこちら→海外キャッシングの強みと言えば？）

ソニー銀行の海外キャッシングの特徴としては米ドル口座を作ることが出来る点です。これはやはり米国での利用者が多いと言う理由が有ります。残念ながらユーロの口座は有りませんので、現地でユーロをＡＴＭから引き出す際には円あるいはドルをユーロに両替すると言う作業が裏で行われることになります。このためユーロの引き出しは外国為替の影響をもろに受けることになります。したがってドル対円の相場だけでなくドル対ユーロ、ユーロ対円の相場にも目を配りましょう。

いろいろと面倒だと思うのであれば、クレジットカードのキャッシングを利用する事も出来ます。もちろん利息が掛りますから帰国後速やかに返済した方が良いですが、期間が一か月とちょっと長めですので、日本円を持って行って両替して手数料を払った方が得なのか微妙なところです。ただ普段はクレジットカードだけで生活するのであれば、キャッシングを含めて一枚で済むので安全上も良い方法と言って良いでしょう。

もしＡＴＭも無いようなところに行くのであればやはり日本円を持って行ってユーロに両替しておくしかありません。幸い日本円と言うのはハードカレンシーと言って何処に行っても価値を認められて両替してもらえますので普段日本人は感じませんが大変心強い通貨なのです。これに対して例えば韓国ウォンなどは出国前にハードカレンシーに両替しておかなければ現地では価値を認められず両替することが出来ません。日本人で良かったですね。